猫舌~ロシとアビが本当に仲悪い

ロシアンブルー♀アビシニアン♂ゼニガメ♂の奴隷生活

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余命半年がピンと来ない(閲注・重い話です

医者の言う事って本当かな。
おばあちゃんの余命が、あと半年って言われてしまいました。
こんなに一気に来るモンなのか。
入院してから酸素始めたら、すごく元気なんだけどな。
胸部レントゲンの全体が、うっすら白いのが気になってたけど、どうなんだろう?

2月の時の肺炎は、ガン由来とかじゃなくて良かったね!と
本人とも話していて、でもなかなか体調戻らないね。という感じで
普通の点滴には通っていました。
今までも調子悪いと付き添ってたから、このままでずっと行けるような気がしていた。
4年くらい前のガン発見時から3センチ程度で、それからそんなに大きくなって無くて
高齢者は進行が遅いって本当なんだな、何かすごいなーとも思ってたし。

「肺の全体が、真っ白になってからが勝負らしいよ!」と人から聞いた話をしたり
「Nさんのじいちゃんは、肺が真っ白になってから7年とか生きたって聞いたよ。」等
そのじいちゃんは、どの状態からの7年だったのかは知らないけど。

「ガンて恐いなあ、スパッと取れへんもんやろうか。何かココにあると思うと
気持っち悪いわ~なあ?」と言うおばあちゃんは、発見当時もう89歳で、
もしも手術したら全く普通の生活が出来なくなる。
1.それのせいで寝たきり
2.寿命が縮む可能性
3.どっかのホーム行き決定に。という可能性もあった。
『普通に自立した生活』
『毎日ハツラツと生きれるだけ生きたい』
『痴呆や寝たきりにはなりたくない』
『ホームは絶対嫌だ』という人なので
出来るだけ手伝ってきたけど、いつの間にか発覚から4年経ってたんだなあ。
1~3にならずに過ごせて良かった。

別室で担当医師が説明してくれて、レントゲンを見たら
今年の2月の肺はそうでもないけど、5月くらいので薄く白みがかって
8月のは、その白いのが少し濃くなっていて、全体に広がりつつありそうな感じに。
肺のみの粘液性があるガンで転移は無し。
ステージとかは説明が無かったから、もう関係ないレベルになってる様子。

「一人で暮らせない状態になってきます。」
「これから元気になって行くことは無く、だんだん弱って行きます。」
「すごく苦しくなるので、最終的にはモルヒネも使うことになると思います。」と
恐い事ばかり話し、緩和治療の話になり
「どんな感じに治療をしてあげたいですか?」と聞かれてしまい
かなりキョドった。

これは私たちが今ここで決定しても良い内容?と思いながらも
「本人は、痛いのとか苦しいのが嫌な人なので、出来るだけ痛いとか
苦しいとか無いような治療の方向でお願いします。」位しか言えずにいて
私は、ずっと目のウルウルを堪えていました。

病室へ戻ったら戻ったで、おばあちゃんは
「先生な。余命とか言ってた?」とかドンピシャな事を聞いてくるし、ドキッとした。
「おばあちゃんが前に先生に聞いたら余命5年って言われたって言ってたでしょw」と
慌てずに返すのが一杯いっぱいで、どうしても会話中に目が潤みそうになる。
態度に出さないように話すのが大変だった。
前に聞いたら~というくだりは、この4年間で
おばあちゃんと私と旦那様の三人で集った時に、たまに話していたけど。

えええ~やっぱり半年とか、そんななのかなあ。とか
これからどうしよう、普通に接しなきゃだよね。とか
家に帰る時に色々考えながら歩いてたら、霧雨で傘をさしてたのに、
なぜかずぶ濡れになっていて、変に風邪をひいた。
旦那様へもうつった。
この時に相談し合いたかったけど、次の用事への時間も迫っていて、
歩くのが早い旦那様は、すでに豆粒の大きさで遠い先の方にいたので、会話する余裕などない。
帰宅してからもメソメソ考えてたら、
「おばあちゃんはさ、俺らが思うよりもきっと、ずっと苦しい事もあっただろうけど
楽しい事も面白い事も、良い事もたくさん経験してきているからさ。
最期に俺たちがそばにいて良かったなって思ってもらえるように、
今までと同じように接していこうよ。」と
そんな内容の話をしてたら、またウルっときた。
旦那様は本当に優しいなあ。
祖父母と一緒に暮らしてきた人は、やっぱり根っこが違うなあ。と思いました。
ここまでが約一ヵ月前の話。

それから、北海道の地震&停電で退院がのびのびになり
長期間入院することになってしまったものだから、日にちと曜日感覚がズレ始めました。
ほんの1日分のズレだったけど、
これには、おばあちゃん本人もビックリしていた。
→すぐにカレンダーと時計を用意したら感覚を取り戻す。
高齢で長期入院して、まだらボケ入らない&余震の揺れにもすぐ気づくというのが
本人には言えないけど、すでにバケモノ並です。

もう少し早めに退院になってたら、ブラックアウトにぶち当たり、酸素の機械が止まって
大変な目にあう所だったから、おばあちゃんは運が良かったです。
電気がいつ復旧するか分からなかったから、かなりストレスもかかってたかも
きっと移動用の酸素のボンベが、余裕をもって計7~8本必要だったはず。
しかもオール電化なので、ご飯も作って運んであげなきゃ!
お湯も沸かしてポットで運ぶぞ!そして買い物難民へ。という状態に陥る所でした。
長期入院になりそうだった為、おばあちゃんの家には
米とかモチとか保存食も、少ししか置いてなかったし。
「運も実力のうち!」って旦那様が良く言うけど、まさにソレだわと感じました。

こういう外界も不安定な時に退院すると
もしまた具合悪くなって、すぐ入院したくても戻るのが難しい為
いつもよりも、ずっと長い入院生活に。

「うちに帰れるんやろうか・・・」と、もう何度も『これが最後の晩餐や』と
何杯もの「いつもこれが『末期(まつご)の水やな』と思ってるねんな。」というのが
毎回ではないけど、たまーに繰り返されている。
それがずっと続けば長生きになるね!
ここまで来たんだから生きれるだけ生きりゃ良いのにwと、こちらも返すけど
あんまり高齢者ブラックジョークを発せられると、とっさに答えづらい。
でも年寄りが集まれば大体『いつお迎え来るんだろう話』が繰り広げられるから
こんなのは全然普通の会話。

病院の先生が、なぜか退院をさせないようにしているのではないか?という
陰謀説も唱え始めたので「それはナイですw
(上記の不安定な状況うんぬん)のせいです。」って説明したら納得していた。
でも、2週間以内に退院できなければ、体力が落ちすぎて
寝たきりになってしまう可能性が大。


それからしばらく経って、もう1カ月半も入院している為
「家に帰って普通に生活するのは無理や。」と本人も自覚し始め、
帰る気満々だった頃よりも、目に見えて体力が落ちて来た。
今までは、良くなってきたらすぐ退院してもらうスタンスの病院だったのに
いれるだけいても良いよ。と言ってくれてるのも、とてもありがたい話なんだけど
もう家に帰れないと思う。と言われてるようでツライ。

おばあちゃんの息子で、札幌に住んでいる私のおじさんも
「俺は長男だから、長男だから!」と口だけ番長でうるさい。
こういう時だけシャシャリ出てこようとして来てメンドイ。
おばあちゃんは、息子だから可愛いという気持ちがあっても、もうあきれてる。
まだまだ元気でいるのに、本人にしんだ後に使う書類の催促をするような人は許せん。
数年前に、認知症はいるようにワザと仕向けてきたおばさん(介護系札〇ブロック長)も。
カニズム知ってれば逆に仕掛けて来れるもんなあ。
長を名乗らせたくないわい。
その魂胆を私達に気づかれるくらい詰めが甘い。
「こんな事してきてなwちょっと待ってもしかしたらさ、こういう事をする
おばさんの方がすでに認知症なのでは・・・」と苦笑だったけど。
おばあちゃんは、当時かなり嫌な思いしただろうから、絶対に会わせたくない。

なんだか『誰にも言えねえ井戸』な、このブログでしか言えないかも。
余命の件は重い。
どんなに高齢でもハッキリ言われたらショックを受けると思う。
年単位で聞いてきた「最期はこうして欲しいな」という要望を全部かなえたる。
何となく気づいてるぽいけど、この感じのままで行く。

地元の人達へも、まだ言えない。今伝えるのは早い。
母へ教えてしまったら、あんまり今まで、おばあちゃんへ電話もしてこなかったのに、
いきなり会いに来たりする可能性があるので違和感だと思う。
姉もしかり。

何が「長男だから!」だよ・・・
私達は5年前から公〇役場で執〇人指定されてるんじゃ。
これから骨肉の争いにならないように頑張るわ!
親族が争そうのは、おばあちゃんが嫌がるだろうしなあ。
今の所、おじさんはアウェイ。おばさry

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※実際に自分の身内の高齢者が入院や環境変化で
まだらボケ入って、目つきがおかしい&支離滅裂な事言い始めたりするのを
目の当たりにすると、みんなすごく驚いて、とうとうボケた!とか
何でそういう事を言うの!?とか、誰か来たとか言って来てないでしょうシッカリして!等
全否定しちゃったりするけど、悪化するから×です。

まだらの場合、退院したり環境が落ち着けば、また元に戻るから大丈夫。
そっかーそうだねえ。とか、わかったよ等、うなずいて肯定する。
〇さん来たの?そうか(〇さんをこっちに呼んでとか言われたりしたら)また来ると思うよ。等
マユツバだろうけど、そうやって対応すれば良いです。

本気の認知症は、そこで怒るの?という変な所で怒り始めたり
うつむきながらボーっとして呼んでもあんまり反応してくれなくて、またボーっとしてたり
いつも出来ていた事が、出来なくなるのが多くなってきたりしたら疑う。
若い頃に性格がキツかった人とか、超忙しかった人は、なりやすいから
私は自分の母が心配です。
耳も遠くなってきたし性格キツいし、なりそうだなーと思う。
言うとうるさいから言わない。
もしなったら、火事でも起こされたら大変だし、即行で施設入所の手続きをします。